癖毛について考えてみましょう

日本人の10人に一人は癖毛で悩んでいるそうです

 

当店では癖の種類を3つに分けて考えています

 

「1」モワッと膨らむ、少しザラザラしたような癖

「2」バラバラ、ぐしゃぐしゃな癖

「3」規則正しく波打つ癖

です

ご自身の癖の傾向と照らし合わせてお考えください

それぞれの癖の傾向

「1」、「2」は雨の日に膨らみます

「3」はうねります

「1」の場合はちょっとした癖で、加齢とともに出てきたりもします

乾かすとチリチリしたような、モワッとしたような・・

濡れてる時にはさほどでもなかったりもします

「2」は意外と厄介で、濡らした時には句稿なうねりなのですが

乾くと、モワッとに変わります

一見癖を活かせそうなのですが、乾くと形が出にくいのでワックスなどをうまく使えないとなかなか難しい髪質です

そして意外とパーマがかからない!

これも特徴です

度合いにもよりますが

意外とストレートパーマでも結構伸びます、が

アイロンしないとモワッとなりますので矯正は必要です

「3」に関しては

これも度合いによりますが

強くうねる場合は完全に矯正の対象です

髪質が柔らかくて、細い場合はちょっと巻いてあげたりすればすごくいい感じですが

「1」と混ざったりしてかなり厄介になるケースがほとんどです

それぞれの癖への対策

「1」のモワッとさんには「熱」処理が必要です

うねり自体は酷くはないので薬剤のアルカリ、還元の力はそれほど必要がありません

髪の中の構造が乾燥しやすいところと水分を吸うところが混在しているのがモワッと毛の特徴です

ですから、その乾燥部と水吸う部を馴染ませればいいのです

ちょっと髪を膨潤させてアイロンで整えればOKですので

ダメージも少なくてすみます

当店では、「1」の髪質の方には「ゼゼルトリートメント」で対応しています

こだわってますので、膨潤させるときに

コムギタンパクやタンニン、ppt、cmc、など高濃度なものを入れてさらに髪の構造を強化してアイロンをしますので手触りやツヤは痛む前より良くなって、持続します

ダメージがなくなるわけではありませんが、綺麗になってダメージを感じさせなくなるのが当店の全てのメニューの特徴です

「2」のバラバラな癖については

ストレートパーマで結構伸びます

ある程度の薬剤のパワーで伸びてしまいます

しかし、癖はだいたい複合しているので

「2」の髪質は「1」のモワッとさんと仲良しです 笑

なので

熱処理が必要になるのです

アイロンですね

薬剤である程度伸びて、アイロンで整える感じになるのでダメージも比較的少なく

仕上がりも自然にしやすいので、困っているのであれば矯正はオススメです

次に「3」の髪質均一にうねる髪ですね

こちらはなかなか頑固です

薬剤だけでは絶対伸びません

濡れているときはしっかりうねります

乾いてもうねって膨らむ感じですね

強めのウェーブで誤魔化せばどこからが癖か判らなくなってオススメです 笑

矯正するときは、

「アルカリ」(膨潤)「還元剤の力」「熱」

この三つが大事になります

当然ダメージは増えますがしっかり伸ばすには必要です

ダメージは技術者の技術でほぼ抑えることは可能です

自分がどの癖か理解して、やってみたいデザインを考えるのは楽しいですね

是非ご相談ください