失敗しないパーマのコツ
パーマ好きですか?
その昔、誰も彼も
ソバージュをかける文化がありましたね 笑
今では考えられませんが 笑
当店ではパーマ率が50%を超えます
別に皆さんにパーマをオススメするつもりはありません
でも、今パーマ離れが進んでいるそうです
どういうことでしょうか?
やはり失敗されるからですよね?
パーマの失敗は
傷んだ
再現できない
かからない
といった悪いイメージがあるのではないでしょうか?
そのイメージは仕方がないことです
正直な話、当店でも起こり得るところです
ですが、なぜそうなるか?
というところをしっかり理解しているかどうか?
が大事になります
「よくわからんけど、なんか傷んだ」
「なぜかかからなかった」
「なんか変な感じになった」
では困るわけです
では、ケース別に解説します
【よくわからんけど傷んだ】
これは、完全に薬剤選択のミスです
加齢毛、ダメージ毛、カラー毛、矯正毛、軟毛、直毛、剛毛・・・
本当に様々な髪の状態に合わせて薬剤設定しなくてはならないのですが
パーマ液の種類も様々ですが、ここでは割愛させて頂きます 笑
種類は割愛しますが、大事なのはパーマ液のパワーです
パワーはアルカリの量と、還元剤の量です
それと、作用する時間、温度も関係します
ダメージを出さないためにはアルカリの強さを抑えて行けませんが
ビビってパワー落としても結局かからなくなったら意味なしです
かかるのに必要なパワーを必要分
これが必要です
失敗しやすい髪質は、矯正毛、軟毛、直毛です
その中で「よく判らんけど傷んだ」となりやすいのは
軟毛、矯正毛矯正毛です
なぜなら、軟毛はアルカリが強いとクタクタになりますし
矯正毛は熱でかけるので熱なしで薬剤を使うパーマは危険です
(熱には熱を、でデジタルパーマでしたらなんとか大丈夫です)
髪の状態、髪質に関してしっかり理解しまずはダメージを残さない薬剤選択する
それが一番大事です
でも、痛ませなかったらいいのか?となると
ただ弱い薬使ってかからなくて終わりですから
「かかる薬剤の強さと、痛まない薬剤の強さ 」
それらをバランス取ってやらないといけないわけです
新規のお客様にはかなり時間を割いて髪質を見極めます
「かからなかった」
「変になった」
についてはまた別にご説明いたします
今回は
「なんか傷んだ」
に対する考え方と対策についてのお話でした